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2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波により、福島第一原発は壊滅的な被害を受け取り返しのつかない大事故を起こしてしまいました。

「新日本・電力産業協会」は、原発推進を行ってきた政府と各電力会社、プラント・メーカーや燃料会社など原子力産業全体が真摯に反省し、共にその責任を果たすために設立されました。日本全国の原子炉の停止と廃炉、そして、これまで生みだしてきた放射性廃棄物の管理・処理に、全力で取り組んでまいります。

暮らしに不安な放射線

福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性物質が外部に漏れだしたことが問題となりました。しかし、本当に危険な場所は「警戒区域」として立ち入りが制限され、さらに「計画的避難区域」と「緊急時避難準備区域」の2段階にわけて、現在も放射能値の測定が行われています。

震災により破壊された計測装置も復旧し、現在では放射能レベルが天候や風向きによってどのように変化するかも、随時報告・公開されるようになりました。

そもそも、放射線は自然界にも存在するもので、たとえば飛行機で海外へフライトするだけでも、通常より多い放射線を浴びることになります。

さらに、放射性物質によっては半減期が大きな脅威と感じられる場合もありますが、実際には各放射性物質の半減期と、単位時間あたりに出る放射線量は反比例します。つまり、長い間放射線を出し続ける物質は、一度にたくさん放射線を出すことはないのです。

また、喫煙や副流煙を吸引することで起き得るガンの発生率と、現在の放射線レベルでのガンの発生率にはほとんど差がありません。

現在、新日本・電力産業協会では、政府やマスメディアと連携し、テレビ等で、天気予報と共に放射線レベルと風向きの変化を伝え、必要に応じて眼鏡やマスク、帽子の着用や、肌を露出しないよう注意を促すといった「放射能情報」を提供することを始めました。

ほぼ花粉症対策と似た対処で、放射線の被曝はほとんど問題にならないレベルまで防ぐことができます。

ただ、今回の事故によって、原子力発電所から放射性物質が拡散したことはまぎれもない事実であり、これによって皆さまに多大な不安を与えたことを深くお詫び致します。

放射性物質の半減期と人体への影響

事故で出る放射性物質 半減期と人体への影響
ヨウ素131 8.04日(放射能強い/甲状腺がん)
セシウム134 2.06年(多くのガンマ線が放出される/魚などに摂取されやすい)
セシウム137 30.0年(染色体・遺伝子の突然変異/発がん性/筋肉に 集まりやすい)
ストロンチウム90 2014年(カルシウムに似ている/骨と血液/β崩壊後イットリウムに)
プルトニウム239 2万4千年(長期間アルファ線を出す/骨では50年、肝臓で20年/呼吸、または傷から侵入/リンパ節や肝臓、骨などに集)

▲原子炉の事故によって放出される可能性のある放射性物質は他にもあります。代表的なものを
一部紹介しています。

放射能対策

福島第一原子力発電所の状況

↓別のウインドウで開きます。原発退避MAP「福島第一と同じレベルの事故が起きた場合」

↓別のウインドウで開きます。チェルノブイリの汚染地図に日本地図重ね合わせMAP

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